白内障
白内障とは
目の中の水晶体と呼ばれるレンズが濁る病気です。ほとんどは加齢によるものです。生まれつきのもの(先天性白内障)やケガによるもの(外傷性白内障)のほか、薬や他の病気が原因でおこることもあります。
症状
まぶしい、目がかすむといった症状に始まり、病気が進行すると視力が下がります。
治療方法
いったん濁ってしまった水晶体を薬で元に戻すことは出来ないため、視力を回復する方法は手術以外にはありません。
手術では、黒目と白目の境目に作った、わずか2~3ミリの傷口から、濁った水晶体を超音波で砕いて吸い出し、代わりに水晶体っがもともと入っていた袋の中に人工のレンズを入れます。
手術時間は、わずか5分程度で、目薬の麻酔を使って行います。翌日から、しばらくの間、通院が必要ですが、手術の翌日には眼帯をはずすことができ、ほぼいつも通りの日常生活が可能です。
手術を受ける時期
日常生活に不便を感じるようになったら手術をお勧めします。当院ではお一人お一人のライフスタイルや目の状態に合わせて、最適な手術の時期や、手術の方法をご提案し、患者さまのご希望に沿った治療を行います。
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